おいしいお米の炊き方
ご飯の炊き方
01.計量は正確に!
お米を正確に図ることは、おいしいごはん作りの第一歩。マスやカップを使う場合は盛り上がっている分をすり切ります。
02.お米は手早く研ぎます
ふっくらとおいしいお米にするには、お米を良く研ぐことが大切です。 最初にたっぷりの水を注ぎ、お米を素早くかき回し水を捨てます。新たに水を注ぎ、リズミカル に手早く研ぎ、水を交換しながら、水がきれいになるまで3~4回程研ぎます。細かい米のくずなどは水と一緒に捨ててしまいます。
03.お水を注ぎます
ガス釜・電子ジャーはお釜の印どおりに水を入れてください。二回目以降はお米の固さや、好みにあわせて水量を調節します。釜や鍋で炊くときは、米の量より100ミリリットル多く水を入れます。
04.吸水させます
吸水させることで、お米はよりふっくらと炊きあがります。 冬場は2時間程度、夏は30分程度の吸水させてから、炊飯器のスイッチを押します。 (吸水のさせすぎもよくありません)
05.炊き上がったら
約15分の蒸らしたら、ご飯粒をつぶさないようにしゃもじを立てて混ぜれば完成です。
おいしいごはんのワンポイントアドバイス
炊き上がったごはんの保存法
炊き上がったごはんを炊飯器で保存するのは半日程度を目安に! それ以上保存する場合はいったんスイッチを切り、ふたを開けてきれいなふきんをかけ、冷ましておきます。 食べるときに電子レンジで加熱していただきます。
「ごはんは太る」はウソ
ごはんは粒で食べるために、ゆっくり消化されるので、脂肪をため込む作用のあるホルモンの出かたがパンなどに比べて少ないのです。その上、お米に含まれる炭水化物は、肉やバターなどに含まれる脂肪よりも優先的にエネルギーとして消費されるので、ごはんは太りにくい食べ物と言えるでしょう。
コクゾウ虫に注意!
暖かい時期や、雨期、湿気の強い時期はコクゾウ虫(5ミリくらいのカブトムシみたいなやつです)が発生することがあります。お米の管理には十分注意しましょう。 1. 米びつをきれいにそうじする(水洗いした後天日干し) 2. とうがらしを米びつに入れておく。 これだけで、完全とはいえませんがだいぶ環境が変わります。お試しください。
ごはんはすごい
ごはんの糖質は脳とからだの大事なエネルギー源です
お米の成分の約7割は炭水化物で、そのほとんどがでんぷんです。 このでんぷんはブドウ糖に消化され頭や体のエネルギーとなります。特に脳は糖質しかエネルギーにできないので、とても大切な栄養なのです。
「ごはんは太る」はウソ
ごはんは粒で食べるために、ゆっくり消化されるので、脂肪をため込む作用のあるホルモンの出かたがパンなどに比べて少ないのです。その上、お米に含まれる炭水化物は、肉やバターなどに含まれる脂肪よりも優先的にエネルギーとして消費されるので、ごはんは太りにくい食べ物と言えるでしょう。
ごはんには整腸作用があります
ごはんには、レジスタントスターチという成分が含まれています。「消化されにくいでんぷん」という意味を持つこの成分、食物繊維と同じように腸内で吸収されず、整腸作用をもたらします。ですから、ごはんを食べることによって便秘や大腸ガンの予防にも効果があります。